吉田 清登 / Yoshida Kiyoto
株式会社FID 執行役員 CMO / CRMツール「MOTENASU」事業責任者
CRM・AEO・GEOの交差点に立つ実務家
*キャプションは2026年 CVサミット 登壇時の資料を加筆修正
初めまして!!吉田です。通販業界に携わって20年以上。アパレル・化粧品・越境ECと、業種を横断しながら現場を回してきました。前職の再春館製薬所では海外事業部に所属し、越境EC・タイチームの全体管理を担当。テレビCM・雑誌・WEB出稿からWEBディレクター、そしてCRM運用まで、川上から川下まで一通り自分の手で経験してきました。
FID入社後、1年未満でCMOに就任。現在は大手企業を含む複数社のCRM導入支援に携わるほか、GEO(生成AI検索最適化)の新規事業立ち上げにも参画しています。施策設計からトラブル対応まで、一気通貫で関わるのが自分のスタイルです。
このブログを始めたのは、ひとつのギャップが気になり続けていたからです。
再春館製薬所には、「お客様になりきる」という言葉が根づいていました。「お客様プリーザー®」と呼ばれる存在が、お客様一人ひとりの注文履歴だけでなく、肌の状態やライフスタイルまでをすべて把握し、「私以上に、私の身体に詳しい」と感じてもらえる関係性を目指しています。そしてその情報は、マーケティング・製造・研究開発などすべての部署に連携され、再春館から出されるものすべてに「お客様になりきる」思想が組み込まれています。
再春館には3回以上購入者のリピート率94.0%(2022年4月実績)というデータがあります。30年以上使い続けていらっしゃるお客様が大勢います。そして、お客様との関係性を築けた証として、感謝のお手紙(なかにはもちろんお叱りも)や、手編みの人形・折り紙といったプレゼントが届きます。本当に感謝しかありません。
そこで過ごした時間が、自分のCRM観の土台になっています。
だから業界に出たとき、戸惑いました。「F2転換を上げるには何を送ればいいか」という議論が、CRMの中心に座っている現場を何度も見てきました。数字は追っています。施策も打っています。
誤解のないように言うと、再春館もこういった数字をものすごく気にしていました。むしろどこよりも細かく、真剣に見ていたと思います。
では何が違うのか。
再春館で数字を見るとき、そこには必ずお客様の顔がありました。数字を追うのではなく、数字の向こうにいるお客様を具体的にイメージする。F2転換率が上がるのは、「もう一度使ってみたい」と思ってもらえているからです。その関係性が育っているかどうかを確かめるために、数字を細かく見る。数字はゴールではなく、お客様との関係性を映す鏡です。
一方、今の現場では「売上が〜」「転換率が〜」という話が先に来ることが多い。少し違和感があります。
お客様との関係性を丁寧に積み上げた先に、売上がついてきます。その順番を取り戻すために、このブログを書いています。
得意領域・分析支援
得意領域は顧客構造分析です。再春館製薬所で培った分析手法を応用・発展させ、BigQueryを活用してF1からF5以降までのステージ移動・離脱・復帰を時系列で可視化する分析基盤を自ら構築・提供しています。化粧品・美容系通販のCRMを特に得意とします。
また、海外顧客・メンバーとの対話のためにタイ語を習得。読み書き・会話ともに実用レベルで使えます。
CRM分析支援のご相談は、お問い合わせフォームよりお気軽にどうぞ。
発信活動
- YouTube:マーケティングの基礎を解説する「おいしいマーケティングきょうしつ」*まもなく再開予定
- X(旧Twitter):CRM・AEO・GEOに関する情報を発信中。@CRMxAEO_GEO
- note:https://note.com/yoshida_555
- 株式会社FID:https://f-i-d.jp/